OpenCodeは、現在急成長を遂げているオープンソースのAIコーディングエージェントの一つです。GitHubで16万以上のスターを獲得し、900人のコントリビューターが参加、月間750万人以上の開発者に利用されています。
2026年5月28日

GMI CloudがOpenCodeのネイティブプロバイダーとして利用できるようになりました。これにより、カスタム設定を行うことなく、ターミナルからGMI Cloudの豊富なモデルカタログに直接アクセスできます。
本記事では、OpenCodeの概要や他のコーディングツールとの違い、そしてGMI Cloudをわずか数分で利用開始する方法を紹介します。

OpenCodeは、ターミナル上で動作するオープンソースのAIコーディングエージェントです。 ターミナルUIのほか、デスクトップアプリケーションや、VS Code、Cursorなどに対応したIDE拡張機能として利用できます。
単一のプロバイダーに依存したり、作業のたびにウィンドウを切り替えたりする必要があるIDEベースのツールとは異なり、OpenCodeではモデルを柔軟に切り替えて利用できます。Claude、OpenAI、Google Gemini、Ollama経由のローカルモデル、そして今回新たに加わったGMI Cloudなど、75以上のLLMプロバイダーに対応しています。 プロバイダーとモデルを自由に選択でき、会話のコンテキストを維持したままセッション途中でモデルを切り替えることも可能です。
OpenCodeは、任意のプロジェクトフォルダ内で直接動作します。ファイルを読み込み、コードベースを理解・分析したうえで、ユーザーの承認を得ながら変更を加えます。各ステップで実行内容が表示されるため、個々のファイル編集を手動で管理することなく、作業内容を把握しながら開発を進められます。
OpenCodeには、一般的な開発ワークフローをカバーする2つの主要なエージェントモードが用意されています。
Planは読み取り専用のモードです。コードベースを分析し、実際の変更を加えることなく実装方針を提案します。 複雑な機能の開発に着手する前に前提条件を確認したい場合や、コードベースの重要な部分を扱う場合に便利です。Planモードでは、納得のいく計画になるまでエージェントと実装方針を調整し、その後Buildモードに切り替えて実装に進めます。
Buildは、すべてのツールにアクセスできるデフォルトのモードです。エージェントはファイルの読み取りや編集、新規ファイルの作成、コマンドの実行などを行います。 変更はいつでも/undoコマンドで元に戻すことができます。PlanとBuildの切り替えはTabキーで行います。
OpenCodeの便利な機能の一つがAGENTS.mdです。 これはプロジェクトのルートディレクトリに配置するMarkdownファイルで、使用している技術スタック、コーディング規約、フォルダ構成、テスト要件など、モデルがコードを変更する前に把握しておくべきプロジェクト固有の情報を記述できます。
OpenCode内で/initを実行すると、AGENTS.mdを自動生成できます。エージェントがプロジェクトをスキャンし、プロジェクトに合わせた簡潔なガイダンスを含むAGENTS.mdを作成します。 このファイルは各セッションの開始時にモデルのコンテキストへ組み込まれるため、継続的に利用することで、回答の品質と一貫性の向上が期待できます。
また、~/.config/opencode/AGENTS.mdにグローバルなAGENTS.mdを配置し、すべてのプロジェクトに共通する設定として適用することもできます。

GMI Cloudは、シリーズAラウンドで8,200万ドルを調達した、ベンチャーキャピタルの支援を受けるAIインフラストラクチャ企業です。 米国およびアジア太平洋地域(APAC)のデータセンターで、NVIDIA H100およびH200 GPUクラスターを運用しています。
開発者にとって大きなメリットとなるのが、幅広いモデルカタログです。GMI Cloud APIを通じて、Claude、GPT、DeepSeek、Gemini、Qwen3-Coderなどのモデルに、単一のOpenAI互換エンドポイントからアクセスできます。 GMI CloudはOpenCodeのネイティブプロバイダーとして統合されているため、ベースURLを手動で設定したり、カスタムJSONを記述したりする必要はありません。一度接続すれば、利用可能なすべてのモデルがOpenCodeのモデル選択画面に表示されます。
OpenCodeをインストールし、プロジェクト内で起動したら、次のコマンドを入力します。
/connect
プロバイダーの一覧が表示されたら、スクロールしてGMI Cloudを選択し、Enterキーを押します。
APIキーの入力を求められたら、次の手順で取得します。
これでGMI Cloudへの接続は完了です。利用可能なモデルを確認するには、次のコマンドを入力します。
/models
モデル選択画面が開き、GMI Cloudで利用可能なモデルの一覧が表示されます。セッション中でも、コンテキストを維持したままいつでもモデルを切り替えられます。
詳しいインストール手順については、docs.gmicloud.ai/coding-tools/opencodeをご覧ください。
| モデル | おすすめの用途 |
|---|---|
| Qwen3-Coder-480B | 高度なコーディング、大規模なコンテキストを扱うタスク |
| DeepSeek V4 Pro | 複雑な推論、複数ファイルにまたがるリファクタリング |
| Claude Sonnet 4.6 | 品質と速度のバランスを重視するタスク |
| Claude Opus 4.7 | 高品質な回答をスピーディーに得たいタスク |
| DeepSeek V4 Flash | 素早いコード修正や軽量なタスク |
最適なモデルは、取り組むタスクによって異なります。複数ファイルにまたがる複雑なタスクや、まだ十分に把握していないコードベースを扱う場合は、Qwen3-Coder-480BやDeepSeek V4 Proが高度な推論能力を発揮します。 一方、小規模なタスクをスピーディーに繰り返したい場合は、DeepSeek V4 Flashを利用することでレイテンシを抑えられます。
| コマンド | 機能 |
|---|---|
| /connect | AIプロバイダーを追加・切り替え |
| /models | 使用するモデルを切り替え |
| /init | プロジェクト用のAGENTS.mdを生成 |
| /undo | 直前の変更を元に戻す |
| Tab | PlanモードとBuildモードを切り替え |
| Ctrl+P | コマンドパレットを開く |
| Esc | 開いているメニューを閉じる |
質問がある方や、開発中のプロジェクトを共有したい方は、DiscordのGMI Cloudコミュニティにぜひご参加ください。
Roan Weigert
DevRel AI Engineer
GMI Cloud helps you architect, deploy, optimize, and scale your AI strategies
